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最近、ストレスの解消のしかたでヨガなどの呼吸の仕方についてなにかと話題のなっている。長い呼吸をする事によって、座禅と同じような境地になり、ストレス解消を助ける役目をはたすといわれている。それはどういう事かと言うと、吐く息を長くする事によって、脳の中の下垂体にドーパミン(癒しのホルモン)という物質ができる。それが増加する事によって緊張感が除去され心身が弛緩する。つまりストレスの解消になるという。このドーパミンを抽出し、苦痛を訴えている患者に注射するとすぐに苦痛を忘れる。結局鎮痛剤と同じ作用がある。胃潰瘍の患者の患部にも極端にドーパミンが少ないという。
カラオケで歌うのは、ドーパミンを作るのに卓抜な方法である。ただし、テンポの速いものは駄目である。演歌や童謡のようにゆっくりと歌って吐く息の長い歌がよい。歌っている間は息を吐かなければいけない。それだけでも確実にドーパミンが増加する。すばらしい呼吸法といえる。一般に生活で、吐く息の短い人は怒りっぽい人が多い。逆に吐く息の長い人はあまり怒らない人が多いというデータもある。
もう一つドーパミンを高める方法として、人生に対して目標を持つ事である。その目標に集中し希望を持つとその瞬間に脳の中にドーパミンが合成され増加する。鬼に角、自分に適したドーパミンを高める方法を見つけるのが先決である。
人は年を取るにつれて時間が過ぎていくのがますます早く感じる。私も経験があるが、20才になるまでは無限の時間があるように思えたが、それを過ぎるとあっという間に2階から飛び降りたかのようにスピードと時間が過ぎていく。それに比例するようにストレスもたまるようである。
フランスの心理学者ジャネーが立てた説で「ジャネーの法則」には「ある人の生涯の、ある時期における一定時間の心理的長さは、その人のその時までの長さの逆数に比例する」簡単に言えば、50才の時に感じる長さは10才の時の5分の1で、時間のたつのが5倍の速さで感じられるのである。
この心理的時間の法則だけは、人生70才でも変わりがない。ただ一つだけ救いがあるとすれば、何かに熱中し集中して目標を持つ事である。先程述べたように、ストレス解消法に同一する。何かに熱中する時は、時間が短く感じられるが、あとからこれを追想すれば長く感じる。過去を振り返って見て青春時代が長く感じられるのもこのたぐいであろう。
ストレス解消法も時間を長く感じる事も結局、何かに熱中、集中し人生に目標を持つ事が究極の方法といえるのではなかろうか。
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