米国式手技プロポーションクリニックU.S.HTPC キレイは身体の中にあります。
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院長のコラム
田中基彦の「美・姿勢指南〜子ども編」第4回
「姿勢を正せば、学力は伸びる! その2」

 脊椎動物である我々人間の脳は、脊椎(背骨)の中を走っている脊髄神経が永い年月をかけて脳へと進化し発達したものです。ですから「姿勢が悪い」→「脊椎が曲がる」→「脊髄神経から脳に悪影響を与える」という関係を知っておくことが大事です。

 具体的にお話しましょう。毎日ゆがんだ姿勢で日常生活を送っていると、脊髄から脳に直接「腰が痛い!」「肩が痛い!」「背中が痛い!」などの余計な信号が脳へ送られます。この余計な信号のために、神経伝達が効率良く行われず集中力が欠けてきます。また、継続的な痛みの信号は脳の働きや発達を妨げます。子どものうちからこれらの痛みを訴えるようでは、健やかな脳の育成にとって要注意です。

 ゆがんだ姿勢がおよぼす脳への影響はそれだけではありません。脳はグルメであり大食家で、血液中の最も栄養価の高い糖、正確にはブドウ糖をエネルギーにしています。しかも驚くことに、全身を流れている血液中の栄養を脳だけで40%も消費してしまうのです。

 脳に栄養を送るのに特に大切なのは「首」です。首には、酸素を多く含んだ新鮮な血液を心臓から直接脳に送り込む血管(頚動脈)が通っています。頚椎(首の骨)の歪みや肩凝り・首の筋の凝りなどを改善することにより、脳へ送られる血流量は最大30%改善されるとの研究データもあります。仮に5分間なんらかの事故により脳へ血液が送られなくなったらどうなるか・・・。神経細胞の固まりである脳の細胞が死んでしまい、身体を維持する上で大きな障害をきたしてしまうほど「脳への血流」は重要なのです。

 さて脳内へ送られる血流を改善すると、もう一つ利点があります。脳がブドウ糖(=エネルギー)をより多く得られるだけでなく、ブドウ糖が効率よく働くために必要な酸素も同時に送り込むことができるのです。その結果、身体に有害な乳酸(疲労物質)の濃度が下がりますので「長時間勉強をしても疲れにくい」状態になります。

 このように、いい姿勢で脳への血流を良くすることは学習効率を高めます。勉強の能率が下がっている時には、お子さんの首を触ってみてください。硬くなっているようでしたら、ストレッチを取り入れてほぐしましょう。そしてできるだけ日ごろから大人も子どもも「正しい姿勢を意識する」ことが一番!姿勢があなたの大切な人生を変えるかもしれません。

それでは勉強の時の正しい姿勢とは?…次回は「頭の良くなる座り方」についてお話しましょう。
院長写真
院長 田中 基彦
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